オアフ島のノースショアが初めて観光客により脚光を浴びるようになったのは、1950年代にカリフォルニアから多くのサーファーがワイメアベイの巨大な波に乗るために来るようになってからです。それから今日まで、ワイメアベイはサーフィンのメッカとして有名になりました。サーフィンをするしないに拘わらず、ノースショアはサーフィン以外にも魅力に溢れています。夏は観光客なども減り、忙しいホノルルのビーチから離れた素晴らしいノースショアのビーチで素晴らしい時間を過ごすことができます。
ワイキキビーチからオアフ島のノースショアまでは、60分程景観を堪能しながらドライブすると到着します。オアフ島の中でもホノルル内やその近辺には見たり体験できることが多数ありますが、早朝にノースショアまでドライブすると1日充実した時間を過ごすことができます。ノースショアまでの途中で美しいビーチに立ち寄りたい場合は、オアフ島の東側から行くと良いでしょう。東周りでノースショアに行く場合、途中にハナウマ湾近辺の見晴らしの良いスポットや有名なカイルアやカネオヘの海岸線沿いを通ることができます。
ドールプランテーション
もしオアフ島の中央の道を通るI-H-1やI-H-2を使ってノースショアに行く場合は、ドールプランテーションの横を通ります。ここにあるパイナップル畑のツアーにはいくつか選択肢があります。Pineapple Express Train（パイナップル急行電車）は約20分間の電車のツアーで、創業者のJames Dole（ジェイムズ・ドール）についてやハワイで一番有名なフルーツの収穫やその他パイナップルに関しての解説を聞くことができます。それから、Plantation Garden Tour（プランテーション・ガーデン・ツアー）はノースショアーで一番バラエティに富んだ収穫物を見ることができる8つのミニガーデンを見ることができます。ギネス世界記録の本には、ここにあるPineapple Garden Maze（パイナップル・ガーデン迷路）を世界最大の迷路と記しています。この迷路にチャレンジし、8つのチェックポイントを探し出すことができるかどうか試してみては如何でしょうか。最後に、世界中にある20品種以上あるパイナップルを見ることができるPineapple Variety Garden（パイナップル・バラエティ・ガーデン）もお忘れなく。
The Beet Box Caféでの朝食
ノースショアに到着した暁には、まずThe Bはeet Box Caféに行くのがお勧めです。ハレイワにある木目調で落ち着いた雰囲気のこのカフェでは、新鮮な地元の食材を使った料理を堪能できます。来店客が地元オアフ島の新鮮なフルーツや野菜を食べられるよう週4回取り寄せています。このベジタリアンのカフェでは、健康を重視するため殆どの食材がオーガニックです。
アサイボウルは、カカオや麻の実などのスーパーフードを含む新鮮な地元素材を使っています。アサイボウル以外にもピタヤボウルやグリーンボウル（ケール、スピルリナ、バナナ、アーモンドバター入り）もあります。もし暖かい朝食を召し上がりたければ、ブレックファーストブリトー、スクランブルエッグ、ブレックファーストサンドウィッチ、キッシュ或いはトーストしたベーグルもあります。ビーガンやグルテンフリーの選択肢は多数あり、また、新鮮なジュースやスムージー、紅茶キノコ、コーヒー、お茶などもあります。
ノースショアでハイキング
ベジタリアンの朝食で腹ごしらえした後は、ノースショアのエキゾチックな自然を感じられるハイキングは如何でしょうか。エフカイピルボックスのトレイルは短めですが、緩やかなコースではありません。もし、汗をかきアクティブな1日にしたければ、午前中にこのトレイルをハイキングするプランを立てるのも良いでしょう。頂上まで到達した暁には、ピルボックスからのノースショアの格別なオーシャンビューやバンザイパイプラインを高台から眺めることができます。ピルボックスの上に座りサーファーを観察したりとゆっくり時間を過ごすのが醍醐味です。ピルボックスは2つあり、2つ目は1つ目から約10分程の場所にありここからも絶景を堪能できます。
エフカイピルボックスでハイキングをする場合は、十分なお水とハイキング用の靴をお忘れなく。サンセットビーチ小学校で駐車し、トレイルの入口を示すオレンジのサインを探してください。
歴史的な街ハレイワでのんびりと
ハイキング後の昼食前に、是非とも歴史的な街ハレイワに立ち寄ってみてください。有名なマツモトシェイブアイスで、リリコイやライチやリヒンなどエキゾチックな味、或いは、ピニャコラーダやマンゴー、グアバなど定評ある味のハワイのかき氷は如何でしょうか。小豆やお餅、アイスクリームをお好みでトッピングできます。
ハレイワでは、昔からあるサーフショップからTabora Gallery Haleiwaなどアートギャラリーまで様々なお店が並んでいます。ワイキキよりも半額近く安い値段でお土産を買えるかもしれませんので、是非お店を覗いてみてください。
ハレイワ散策中にアーティストColette MillerによるGlobal Angel Wings（天使の羽）の絵の前で写真を撮るのもお勧めです。可愛らしいピンクと紫の天使の羽の絵は、Anahulu’s shave iceというシェイブアイス屋さんにあります。
ハレイワでランチ
ランチは、ハレイワのBeach House（ビーチハウス）レストランでリラックスした時間を過ごすことをお勧め致します。ハワイ料理や地元のシーフード料理が中心で、ビーチハウスからは素晴らしい景観を眺めることができます。最近リノベーションされたこのレストランは、アリイビーチからすぐ近くにあり、オープンエアーのデッキやファイヤーピットがあります。選び抜かれた生で飲めるクラフトビール16種類が常にあり、10種類のシグニチャーカクテルや40種類のワインも揃っています。シーフードのアペタイザーや地元産の新鮮なサラダ、新鮮な地元の魚料理、シーフードサンドウィッチなどメニューが充実しています。シェフのお勧めは、タイ風バーベキューチキンサンドウィッチ、スパイシーツナクラブ、シェフの今日取れた魚料理です。
ワイメアベイでのランチ
他にもワイメアベイにあるPupukea Grill（ププケアグリル）もかなりお勧めです。ワイメアベイはハレイワから車で20分程ドライブした先にあり、とびきりのオーシャンビューを堪能できます。Pupukea Grillは、新鮮な地元料理をカジュアルに食べたい方々にお勧めです。メニューには。キノアボウル、ロール寿司、プレートランチ、フラットブレッドラップ、バーガー、サンドウィッチなどバラエティーに富んだメニューがあります。
ワイメアベイを散策
毎週木曜日にワイメアベイでは、ハレイワ・ファーマーズマーケットが開かれ、地元野菜や手作りの品物等が販売され、生演奏も聴けます。毎週木曜日の午後2～6時までです。お子さんがいらしたら、工芸品のお店を覗いてみては如何でしょうか。
夏の間は、ワイメアベイの波は穏やかで泳ぐのに適しています。サーフィンの季節は11月から2月の高波が押し寄せる時期です。ワイメアベイビーチパークで寝そべったり、ピクニックを楽しんだり泳いだりできるのは夏の間です。6m程ある大きな岩から海に飛び込む地元住民もいます。
ワイメア渓谷には植物園があり15m程ある滝があります。植物に関するツアーや教養的なツアーに参加、或いは、自身で周ることもできます。ワイメア渓谷のAudubon Centerはワイメアビーチパークの向かいに位置し、入場料が必要ですが、300種類以上の植物や滝を見る価値があります。
ライエで乗馬
Gunstock Ranch（ガンストックランチ）はオアフ島で乗馬する上でお勧めの1つで、ハレイワから車で30分程離れたライエにあります。Gunstock Ranchでは、景観を楽しむライド、サンセットライド、子供用のポニーライド、カップル向けスイートハートライドがあります。更には、プライベートサンセットディナーライドのコースもあります。Gunstock Ranchは600エイカーあるコオラウ山脈に沿うような場所にあります。
Haleiwa Bowls（ハレイワボウル）でクールダウン
ハイキングやスイミング、或いは乗馬などのアクティビティーをした後は、体に不可欠な栄養素やスーパーフード、エネルギー補給してくれるHaleiwa Bowlsのスムージーボウルがお勧めです。アサイボウルを選び、その上にキウイやビーポーレン、ココナッツ、グラノラなどをトッピングすることもできます。Haleiwa Bowlsでは、植物由来サプリ（コラーゲンペプチドやアシュワガンダ、マカパウダーなど）を購入することもできます。もちろんスムージーもあります。フルーツが混合されたスムージーや植物由来サプリが入ったスムージーもあります。
暫く留まってみる
多くの人々がノースショアに魅惑されるようにもしご自身も魅了されるようでしたら、できるだけ長い時間をノースショアに割いてください。ハレイワにあるRainbow Watersportsでパドルボードを借りたり、Sharks Coveでシュノーケリングをしたり、サンセットの時間帯にカタマランに乗ったり、Polynesian Cultural CenterやKualoa Ranch（映画ジュラシックパークやパールハーバー、ロスト、ハワイファイブオーが撮影された場所）に行ったりと選択肢に富んでいます。ノースショアではどういった時間を過ごそうが充実した時を過ごせ、その後も何度もまた行きたくなることでしょう。