最適な家を探し出すのは困難と感じるでしょうか。特に新たな土地に越す場合は尚更かも知れませんね。
日々多数のお問い合わせをお客様より受けますが、当ブログでは陥りがちな避けるべきポイントとご自身の夢のマイホームをハワイで見つけ出すためのポイントを記します。
1) 家探しを始める前に銀行でローンの仮承認の入手
現金購入ではなくローンでの購入の場合は、我々がまずお伝えする一番重要なポイントです。
買主の方の中には、「家を購入するために内覧したいが、もし気に入った場合銀行で融資の相談をする」と仰られる方々がいらっしゃいます。このアプローチは、望ましくない反作用を齎す可能性があります。仮承認を得る前に家探しをし、ゆくゆくは恋に落ちたある物件に巡り合います。しかし、その後銀行に仮承認申請し、結局資金が足りないという痛い結果になることもあります。
その後は、仮承認された金額の範囲内の家が恋に落ちた家と比較して見劣りしてしまう可能性があります。このようなご自身をがっかりさせるような状況に落とし込まないよう気を付けましょう。
プリアプルーバル(Pre-approval)レター、或いは最低限でもプリクオリフィケーションレター(Pre-qualification)レターの取得を物件探しをされる前に済ましておきましょう。
プリクオリフィケーション:過去の収入や支払い可能な頭金、クレジットカードや他のローンや債務などに関する事前審査。
プリアプルーバル:プリクオリフィケーションよりも更に踏み込み、貸し手はクレジットスコア―の確認をし、いくらまで貸し出すことが可能か審査。
何れの場合でも、電話で効率的に数分で対応可能です。
2) 金銭に関わる記録の準備
もしプリアプルーバルの結果、クレジットレポート上に問題があった場合、気に入った物件を見つける前に直ぐに修正に取り掛かりましょう。確定申告や収入証明、W-2(源泉徴収表)やForm 1099(取引先に支払った金額等を支払先と税務当局に提出する用紙)、銀行取引明細書など、金銭に関わる記録を整理し滞りがないようにしておくことが重要です。貸し手は、融資の審査をする上でこれらを必要とするため、融資の申請をするまでに準備しておきましょう。
3) 興味のある地域の調査
物件購入は大きなコミットメントで、特に知らない地域に引越しを考えている場合は熟考が必要です。購入をお考えの地域についての賛否の評価、通勤が必要な場合該当の地域の交通状況について把握、また、該当の地域に関する多様な評価を調査したりしておくと良いでしょう。様々な情報をウェブ上で探せますが、購入前に数カ月賃貸し、該当地域の体験をしてみることがベストな方もいらっしゃいます。
4) ニーズと望みの優先順位付け
物件を購入する上での絶対に欠かせない特徴(ニーズ)、絶対ではないが望ましい特徴、あったら良い特徴をリストアップし、それぞれの違いを認識し、優先順位付けしましょう。
次のクライテリアについて優先順位付けをし、最も重要な項目はどれか明確化してください:物件タイプ(一軒家、タウンハウス、コンドミニアム)、ロケーション/地域、金額、サイズ、景色、駐車場、プールなど。期待に対して現実的になることが重要です。
5) Eメールアラートを設定し、的確に迅速に決断
今ほどドリームホームを効率的に探せる時代はありません。情報は、最新のツールや技術ですぐに取得できます。弊社Hawaii LivingのウェブサイトもEアラートの機能を搭載していますが、お客様の要件に応じてEアラートをカストマイズし該当する物件が市場に出たら直ぐにメールを受け取ることができます。是非、検索条件を的確に設定しEメールアラートを受領できるようにしましょう。登録は無料ですし、該当物件情報は瞬時にメールで届きます。(検索フィルターとEメールアラートの機能は、例えばHawaii Livingのホノルルの一軒家のページの上部から設定可能です。また、気になるコンドミニアム毎にも設定可能です。)
多数の見込み買主がこのような機能を活用し、同じような物件を探している可能性があります。購入の準備ができたら、迅速に決断しましょう。もしニーズのリストの上位要件に合致するような物件が現れたら、すぐに内覧の予定を立てましょう。
上記ステップを踏んだら、準備万端です。いつかドリームホームがやってくると思ってるだけでは駄目です。全ての物件が直ぐに売れるわけではありませんが、良い物件は往々にして直ぐに売れます。