ダイヤモンドヘッド地区の不動産は最高にして究極の住処、しかし世界的に有名なゴールドコーストのコンドミニアムのように密集している地区はちょっと敬遠したい、プアレイサークルやモンサラットアベニューやカナイナアベニューのコンドミニアムのような比較的手ごろな価格の物件がいい、などとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、まだあまり知られていないダイヤモンドヘッドのCPR、PUDクラスター開発をご案内しましょう。CPUやPUDは、ドライブウェイなどの不動産要素を複数のオーナーで共有する形の住宅開発です。
弊社が示すダイヤモンドヘッド地区CPR、PUDクラスター開発物件の一覧には高層コンドミニアムは含まれていません。ここでは一軒家、デュプレックス、タウンハウス、低層コンドミニアムなど、より排他的でゆったりとした土地に建てらえたダイヤモンドヘッドの不動産をご紹介しています。
物件一覧を見ていく前にCPRとPUDの違いを理解しておきましょう。
- CPR(Condominium Property Regime(コンドミニアム・プロパティ・レジーム))とは、コンドミニアムの所有方法のひとつで、オーナーはコンドミニアムの「ユニット(建物)自体」とCPRプロジェクトの共用部分及び限定共用部分の持ち分を所有します。この「ユニット」はコンドミニアムに限らず独立した一軒家、タウンハウス、上下の階に別ユニットがあるアパートスタイル物件なども含まれます。
共有部分とは、ドライブウェイ、造園部分、プール、クラブハウス、高層建築においてはエレベーター等がそれにあたります。また、ユニットが建っている土地やユニットに隣接している部分の土地は、共有部分またはユニット所有者が専用していれば限定共有部分となります。
CPRを理解するうえでのポイントは、プロジェクト内の土地の所有権が全戸のオーナーにより比例分割されていることです。
CPRユニットであるかどうかはTMK番号の末尾を見ればわかります。例:1-3-1-40-4-0001(CPRユニットは末尾が0001)
- PUD(Planned Unit Development(プランド・ユニット・ディベロップメント-計画住宅開発))とは、CPRと同様にユニットと比例分割された共用部分の持ち分をオーナーが所有するクラスター開発又は分譲区画です。CPRと異なる点は、ユニットが建っている土地及びユニット周囲の土地は共有部分または限定共有部分ではないことです。つまり、その土地全体がオーナー所有ということです!
それではダイヤモンドヘッドの穴場物件を見ていきましょう。
この埋蔵物件の中にはプライベート防犯ゲートで囲われた物件、ダイヤモンドヘッドビーチに直接アクセスできる物件などがあります。また人もうらやむ素晴らしいオーシャンビューやパークビューの物件、プロジェクトの名前が似ていて混同されやすい物件などもあります。
しかし、いずれの物件もかつて王族が満喫した誰もが憧れるダイヤモンドヘッドでの至極のライフスタイルを提供してくれます。
有名なダイヤモンドヘッド灯台はオアフ島の最南端に位置しています。
それではダイヤモンドヘッド南岸をカピオラニパークのある西から東に向かって見ていきましょう。
ダイヤモンドヘッド灯台の西側:
1.) ラピエトラ (TMK: 1-3-1-29-33)
人気のゲート付き住宅街ラピエトラタウンハウスコミュニティは、ダイヤモンドヘッドの麓の一番西側、カピオラニパークから上ったすぐのところにあります。1970年、5.5エイカーの土地に2階建てのタウンホームが38軒が建設されました。19棟のデュプレックスで構成され(上下階に別ユニットなし)、全戸共家の横のラピエトラサークル(道の名前)沿いにカーポートがあります。ラピエトラサークルは、パキアベニューの上、ポニモイロードから入ったところにあり、コミュニティー内は一方通行で、入り口は24時間守衛が常駐し警備されています。住所は3005~3091 La Pietra Circle、ユニットには1から38番まで番号が付けられています。ラピエトラのファイナルパブリックレポートはこちらをご覧ください。
ラピエトラのタウンハウスは、コンクリートスラブに木枠、溶岩石の壁がアクセントになっている木造の外装、ディッキールーフと呼ばれるこけら屋根といったデザインで当初の建築が行われました。各ユニットに2台分のカーポートが付いています。設計当初の間取りは、2ベッドルーム2バスルームのユニットから4ベッドルーム3.5バスルームのユニットまでの4パターン、内部面積は200から279平方メートルです。ラピエトラのデザインは、リビングの吹き抜け天井、高さのある大きな窓、二階へと続くフローティング階段が特徴的です。ユニットによっては、当初の設計から改装や増築されている物件があります。
また、専有の庭、大きなパティオ、広いラナイも特徴です。ラピエトラのタウンハウスはそのレイアウトと広さが自慢で、タウンハウスというよりは一軒家に居るかのような雰囲気を感じることができます。
ラピエトラにはプールや豊かな緑が広がる造園エリアもあり、全体的にトロピカルでエレガントかつ気取らない心地よい空間を演出しています。ペットは犬を2匹まで飼うことが許されていて、重量(大きさ)に制限はありません。ラピエトラは、ビーチから近く、人気のカピオラニパークのそばのやや標高の高いところにあり、何より人目についかない場所にある24時間警備の住宅街です。ほとんどのユニットからの眺望は、木々の梢や庭園の景色で、オーシャンビューはチラッと見えるか見えないかの程度ですが、海のすぐ近くにあることを感じることができます。王族が居を構えたのも納得できる環境です。
2.) クィーンズコートアットカピオラニ (TMK: 1-3-1-34-21)
ハイビスカスドライブとポニモイロードの角地1,566平方メートルの敷地に建つクィーンズコートアットカピオラニタウンホームは、どこよりもカピオラニパークに近い物件と言えるでしょう。
1984年に開発されたサンフランシスコスタイル建築の3階建て(上下階に別ユニットなし)で、漆喰の外装と平屋根が特徴です。2棟のデュプレックスにそれぞれ2軒のタウンハウスがあります。
3002 Hibiscus Dr #1と3004 Hibiscus Dr #2は、ハイビスカスドライブから入ることができます。
2931 Poni Moi Rd #3と2929 Poni Moi Rd #4は、ポニモイロードから入ることができます。
各ユニットの間取りは、2090平方フィートの内部面積に3ベッドルーム2.5バスルーム、大きなパティオとラナイ、緑が茂るプライベートヤード、地上階に車2台分のガレージがあります。入り口にはゲートが設けられています。
ユニットは長い年月の中で改良、改築されています。例えば、ユニット#1にはプライベートプールと温水浴槽が、ユニット#3には各階にアクセスできるエレベーターが増設されています。
クィーンズコート・アット・カピオラニタウンハウスは、望ましい静かな立地、セキュリティとプライバシー、そしてダイヤモンドヘッドの麓に茂る木々の間から見え隠れするオーシャンビューを提供してくれます。
3.) ダイヤモンドポイントヴィラズ (TMK: 1-3-1-034-015)
585平方メートルのハイビスカスドライブと私道アラパリプレイスの角地にあるデュプレックスです。なんと1937年の建築で、もともとは2階建ての一軒家でしたが、1985年にデュプレックスへと改築されました。
ダイヤモンドポイントヴィラズのファイナルパブリックレポートはこちらをご覧ください。
地味なボードアンドバテンの外装、アスファルトシングルぶきの屋根といったシンプルな木枠のデザインです。
住所は3020 Hibiscus Dr #1と3022 Hibiscus Dr #2です。
3020 Hibiscus Dr #1の間取りは、2フロア1,528平方フィートの内部面積に2ベッドルーム、3バスルーム、そのほかに素敵なガーデンエリアがあります。
3022 Hibiscus Dr #2の間取りは、1フロア692平方フィートの内部面積に2ベッドルーム、1バスルームがあります。
各ユニットには車1台が停められビルトインガレージとそれぞれのガレージの前のドライブウェイにもう1台分の駐車スペースがあります。
ダイヤモンドヘッドロードより上側の標高が若干高くなっているところでは、海が近いことを感じることができ、さらにカピオラニパークの木々の向こう側に広がるオーシャンビューがチラッと見えるかもしれません。通りを渡ったところにウォーキング専用の細い小道あり海までつながっています。
(両ユニット合わせて)このデュプレックスの取引価格は直近の2013年で215万ドルでした。
4.) 3019 Alapali Plと3033 Alapali Pl (TMK: 1-3-1-34-18)
アラパリプレイスの頂上、ヴィラズアットダイヤモンドヘッドポイントのすぐ上に、2階建ての素晴らしい一軒家があります。独立した2軒のCPR物件です。2009年に開発されたこの物件は、受賞歴のある建築家ジェームスマックピークによりバリの有名なグランドブルガリエステイトに着想を得て設計されました。モダンで広いこれらの物件は、緩やかに上るダイヤモンドヘッドの麓に隠れるようにあるR-5地区の広さ1,489平方メートルの土地に建てられています。ここはアラパリプレイスの行き止まり地点で、周囲を見渡せるこの地区で最も標高の高い位置にあり、石が積み上げられた外壁があります。ファイナルパブリックレポートはこちらをご覧ください。
両物件共に、吹き抜け天井、大きなガラス張りの壁、フローティング階段、広々としたデッキ、プライベートプール、温水浴槽といった上質でモダンな設備を取り入れた大規模な設計がなされています。モーターコートは優に5台は停められる広さがあり、各物件には4台分の駐車場があります。外観はユニークでアーティスティックな石造りに傾斜の緩やかな屋根が施されています。海、ゴールコースト、ワイキキのビル群を見晴らす眺望は言葉を失うほどの美しさです。
かつてあるヒップホップアーティストとそのお付き人達がこの物件を使用していたことから、我々は親しみを込めてこの物件を「ロックスターハウス」と呼んでいます。彼の望むプライベートで贅沢なライフスタイルにこの物件がぴったりだったのでしょう。
ある時、このアーティスト名義のポルシェ カレラが丘の麓の一本の木に衝突した状態で発見されたことが報道されました。ところが、事情聴取ではアーティスト本人もそのお付きの人も運転していたことを認めませんでした。
この2軒の物件のうち大きい方の3019 Alapali Pl #Aの間取りは、映画鑑賞室付の5ベッドルーム、最近では2010年に地元の実業家が535万ドルで購入しました。当時はまだ市場に金融危機の影響が残る中だったため、バイヤーには嬉しい価格となりました。ここから見える素晴らしいオーシャンビューを確保するためにオーナーは物件の前の土地も購入しています。
ロックスターのような生活を望むのか、王様のような生活を望むのか、いずれにしてもこの物件はその欲求を満たしてくれます。
5.) ヴィラズアットダイヤモンドヘッド (TMK: 1-3-1-34-16)
この2軒の2階建てCPR物件(一軒家)は、1991年と1998年、ダイヤモンドヘッド西側斜面の麓R-5地区の1,171平方メートルの土地に開発されました。
住所は3015 Alapali Pl #Aと3017 Alapali Pl #B、ダイヤモンドポイントヴィラズとロックスターハウスの間の私道の中ほどにあります。
ハイビスカスドライブから山側に入った行き止まり道路アラパリプレイス、ここからさらに入った細いドライブウェイをこの2軒で共有しています。
建築様式は、赤い瓦屋根と漆喰の外装が施されたやや地中海風の造りです。ファイナルパブリックレポートはこちらをご覧ください。
ここでは、カピオラニパークとビーチから近い静かなロケーションを楽しむことができます。住民はルーフデッキからわずかに見えるオーシャンビューも物件のメリットとして大切にしています。
6.) ハイビスカスプレイス (TMK: 1-3-1-34-47)
ハイビスカスプレイスの一番上、ダイヤモンドヘッドランディングの6軒のユニットがあるタウンハウスプロジェクトのすぐ左側に1929年建設された歴史的住居があります。この物件が2005年ユニークなCPRデュプレックスに生まれ変わりました。
ハイビスカスプレイスの住所は2954 Hibiscus Pl #1、2956 Hibiscus Pl #2です。
建築のクオリティやディテールの素晴らしさから、この歴史的な物件はヒストリックハワイファンデーションが主催する2004-2005プリザベーションオーナーアワードの修復部門で受賞を果たしました。まさにこの物件にふさわしい賞です。
かつての地中海風邸宅であったこの優美なデュプレックスは、ダイヤモンドヘッドの麓にあるハイビスカスプレイスのなかでも標高が最も高い場所に立地し、赤いタイルの瓦屋根と漆喰の外装が特徴的です。可愛らしいフレンチドアを抜けると緑が茂るトロピカルガーデンに囲まれたバルコニーとプライベートなレンガ造りのパティオへと出ます。トロピカルな隠れ家にあるうっとりするようなイタリアとスペインの融合を楽しむことができます。
カピオラニパークを眼下に見ながら、プライバシーと見晴らしの良い海岸線のオーシャンビューがあなたのものに・・・。
7.) ダイヤモンドヘッドランディング (TMK:1-3-1-34-8)
ダイヤモンドヘッドランディング は1980年に6ユニットのタウンハウスがまとめて開発されました。ダイヤモンドヘッドの麓の高い位置にあるこの物件へは、ハイビスカスドライブから入ったハイビスカスプレイスと名付けられた急坂のドライブウェイからアクセスします。ファイナルパブリックレポートはこちらをご覧ください。
ハイビスカスプレイスを上り右側にある最初のドライブウェイから入ると2935 Hibiscus Pl #E、2937 Hibiscus Pl #D、2939 Hibiscus Pl #Cと一塊になった3軒のユニットがあります。ドライブウェイの突き当りのダイヤモンドヘッド保護区に隣接したところに唯一独立して建つ2933 Hibiscus Pl #Fがあります。
この地区のCPR物件は#Fだけは一軒家とみなし、そのほかのユニットはタウンホームに分類しています。
さらにハイビスカスプレイスの最高地まで上っていくと、右側にもう一塊のデュプレックスがあります。2947 Hibiscus Pl #Bと行き止まりの右手にある2949 Hibiscus Pl #Aです。
すぐ裏手はダイヤモンドヘッド保護区です。
地中海風のこちらのタウンホームは、188から216平方メートルの内部面積に2階建て、3ベッドルーム、2または2.5バスルームの乱平面造りで設計されており、通り側にそれぞれ2台分のガレージがあります。上下階に別ユニットはありません。瓦屋根に白い漆喰の外装が特徴で、内部にも一部漆喰が使われています。美しい円天井と広いデッキがその完成度をさらに高めています。ほとんどのユニットで、各部屋で温度調節ができるエアコンを導入しています。
一番上のデュプレックスの裏手に共有のプールがあります。
ダイヤモンドヘッドランディングの住人は、カピオラニパークからわずか標高50フィートの高さにある立地、緑豊かなパークビュー、その向こうに広がるオーシャンビューを満喫しています。
8.) ヴィラズアットダイヤモンドヘッドポイント (TMK: 1-3-1-33-66)
ゴールドコーストの人気コンドミニアム カイナルの裏に隠れた2階建てデュプレックスです。1983年に9,111平方フィートのオーシャンフロント一等地に開発されました。カイナルの左側にある私道から入ったところにあります。住所は2801 Coconut Ave 、ユニットは#A、#G、及びカイナルにさらに近い#A-1があります。
各ユニットに車2台分のビルトインガレージがあります。ファイナルパブリックレポートはこちらをご覧ください。
各ユニットにはオーシャンフロントの芝生エリアがあります。岩を積み上げた護岸があり波から守られています。物件の東側には一般の人があまりいないビーチがひっそりとあります。
この立地の素晴らしさは下記の二点の融合にあります。
a.) 他にはないプライベート感と静かなオーシャンフロントがあること
b.) アウトリガーカヌークラブやエルクスクラブなどゴールコーストでのアクティビティの中心、そしてワイキキに極めて近いこと
この物件の所有者記録には、『金持ち父さん貧乏父さん(原題:Rich Dad Poor Dad)』の著者ロバートキヨサキ氏の名前があります。彼が気に入った物件であれば、あなたも気に入ることでしょう。この物件のいずれかが売りに出されればの話ですが・・・。
9.) ザバリホームズ 3軒 (TMK: 1-3-1-36-6, 21 & 22)
ザバリホームズは、2006年、オーシャンフロントの土地3125、3133、3139 Diamond Head Rdに3軒並びで開発されたバリスタイルのゴージャスな2階建て一軒家です。溶岩壁に埋め込まれた郵便受けとその背後にそびえるタビビトノキが目印です。マカレイビーチパークを2区画過ぎたところ、またはレアヒビーチパークの5区画手前の物件です。
緑が生い茂るトロピカルな造園に囲まれたゴージャスなアイランドスタイルの一軒家が、溶岩の壁と大きな木製の門に隠れ3軒並んでいます。各物件は419から541平方メートルの内部面積に、木製のアーチ天井、屋内と屋外の境目を感じないライフスタイルを実現する大きな収納型ガラススライドドアが施されています。
特徴的なデザインは美しいオヒアの木が使われた床、タスマニアンブラックウッドが使われた床、さらに全体には石灰石とトラバーチンが多く使用されています。全ベッドルームはスイート仕様でプライベートデッキとトロピカルな雰囲気の造園に囲まれたラナイが付いています。1階部分の外装は漆喰、2階部分はボードアンドバテン、屋根はディッキールーフです。
各物件は、専有のオーシャンフロントの土地に建てられており、広さは1,581から1,717平方メートル、海側にはプライベートプールとカバナ、海岸まで続く専有の芝生エリアあります。また、各物件に車が2~3台停められるガレージと入り口ゲート付近にゲストパーキングもあります。
こちらの物件はCPRと勘違いされがちですが、実際は物件ごとにTMK番号があります。そのデザインと建築のクオリティの高さに加え専有オーシャンフロントという立地にあるこの物件は、ダイヤモンドヘッドのクラスター開発の中でも一押し物件と言えるでしょう。
3軒のなかで最も大きい物件3139 Diamond Head Rdは、愛着を込めて「ムーブマイチーズ」ハウスと呼んでいます。これは、『フームーブドマイチーズ』の著者として知られるスペンサージョンソン博士がかつてこの物件を所有していたことに由来します。
バリホームズの売買で近年目立った物件は、2013年5月20日に登記されている3125 Diamond Head Rdで、1125万ドルの値が付いています。
次に3軒のうちのいずれかが売りに出された際には、機を逃さぬよう迷わず即決が必要です。
10.) クウマカナアットダイヤモンドヘッド (TMK: 1-3-1-36-4)
クウマカナダイヤモンドヘッドはAからDの番号が振られた4つのユニットが集合したオーシャンフロントのタウンハウスです。レアヒビーチパークのちょうど西、3165 Diamond Head Rdにあります。ここには、美しい造園、正面にモーターコートとそれを囲むように車が2台収容できるガレージが4つ、中央にはゴージャスなプルメリアの木、さらに海側は共有スペースとなるオーシャンフロント芝生エリアが広がります。1982年に建設され、劇的なまでに広いオーシャンフロントのラナイ、コアの木をふんだんに使用した造り、壁にはサンゴ岩のアクセントがあるエレガントな外装及び内装、木材を利用した複雑で芸術的デザインが施されています。
建物の1階部分にオーシャンフロントの角部屋ユニットが2軒、同じく2階部分にオーシャンフロントの角部屋ユニットが2軒ある高級コンプレックス物件です。巧みな設計により、すべてのユニットで307平方メートル以上の内部面積を確保し、さらにゴージャスなオーシャンフロントにあるラナイを含めると1フロアの居住空間でありながら372平方フィートを超える広さです。最高です!
各ユニットにはサンゴ岩の暖炉、車2台分のガレージがあります。来客の際は、入り口のモーターコートにゲストの車を停められます。モーターコートと入り口の間は防犯ゲートで仕切られています。ガレージからは直接ユニット内に入ることができ安全も確保されています。
物件の海側には防波堤があります。敷地の前はビーチではありませんが、西側に7区画ほど行くとマカレイビーチパークがあります。
クウマカナの物件のなかで最近売買されたはユニット#Dで、2013年7月に750万ドルで取引されました。
クウマカナは、永遠に確保されたオーシャンフロントの景色のもと、1フロアでの落ち着いたライフスタイルを提供してくれます。まさにプライスレス!
11.) レアヒエステイツ (TMK: 1-3-1-35-2)
レアヒエステイツは、6軒の一軒家からなるCPR住宅街です。ダイヤモンドヘッドロードにあるレアヒビーチパークの向かい側にあります。ファイナルパブリックレポートこちらをご覧ください。
このうち3軒は、自動防犯ゲート内にあり、住宅街のなかにある小さな谷ようになっています。住所は、3190、3196、3200 Diamond Head Rdです。
その他の3軒は急坂のドライブウェイ沿いにありゲートはありません。住所は、3210、 3220、3222 Diamond Head Rdです。
この後者3軒は、小山の上にあり、素晴らしいオーシャンビューを楽しむことができます。また、CPR物件でありながら、3つの独立した区画のような雰囲気があります。
この6軒はそれぞれ異なるユニークな設計が施されています。その中の1軒は、その場所にあった自然のままの岩をリビングルームの内装として使用しており、ダイヤモンドヘッドならではのユニークな住宅となっています。
ここで注目すべき物件は3222 Diamond Head Rd #6 です。素晴らしいトスカーナ風建築が2009年に円天井の大きなヴィラに美しく生まれ変わりました。内部面積465平方メートル、敷地面積は1,951平方メートルにもおよびほぼ平地のオーシャンビューです。一区画が狭く、傾斜のある土地が多いダイヤモンドヘッド地区では非常に珍しい好条件です。大きなプールと別邸も物件に含まれています。とにかくパーフェクト!2011年に1,060万ドルで売買されました。
ダイヤモンドヘッド灯台の東側:
12.) ダイヤモンドヘッドビーチ (TMK: 1-3-1-38-24)
ダイヤモンドヘッド展望台を通り過ぎ、ダイヤモンドヘッド灯台の東側に数区画いったところにプライベートゲートに仕切られて3701 Diamond Head Rdがあります。#A、#B、 #C、#Dの4区画に繋がる専有ドライブウェイが海に向かって真っ直ぐ下っています。
3701 Diamond Head Rd #Dは4軒の中で最も大きくドライブウェイの一番下にあります。敷地面積は36,278平方フィート、ビーチに面している幅はなんと60.5メートルです。この物件は独立した一軒家のCPR物件として開発されました。
CPR #1は、広さ1,580平方メートルの2階建てに、5ベッドルーム、4バスルーム、2ハーフバスルームの間取りで1967年に建設され、2005年に改築されています。物件にはビーチのすぐそばにある専有テニスコートが付いています。
CPR #2の敷地面積は1,791平方フィートです。
13.) カアラワイコンドミニアム (TMK: 1-3-1-38-31)
こちらは独立した一軒家が2軒のみのCPR物件です。住所は3711 Diamond Head Rd #A、#B、ダイヤモンドヘッドロードの海側にあり広さは2,292平方メートルです。
ユニット#Aは、300平方メートルの内部面積に4ベッドルーム、3バスルーム、1988年に937平方メートルの敷地に建設されました。
ユニット#Bは、271平方メートルの内部面積に2ベッドルーム、3.5バスルームの間取りで2010年に建設されました。敷地面積は1,146平方メートル、ビーチに向かってドライブウェイを下ったところにあるユニット#Bより若干広めです。
敷地への入り口が分かりにくく目印もありません。3705 Diamond Head Rdを過ぎた最初のドライブウェイがその入り口です。
14.) ダイヤモンドヘッドエステイツ (TMK: 1-3-1-38-1)
こちらもあまり知られていない2ユニットからなる独立した一軒家のCPR物件です。2,437平方メートルの極上ビーチフロントにあります。1軒目は1961年に建設されました。2軒目は1974年にヒマラヤスギを使用しシンプルな「ポストアンドピア」建築でビーチ小屋が建てられていましたが、2005年に見事な住居として新しく立て替えられました。
ダイヤモンドヘッドエステイツの住所は、3721 Diamond Head Rd (#2)、3725 Diamond Head Rd (#1)です。
敷地への入り口は、カアラワイコンドミニアムと同じ入り口で分かりにくく目印もありません。3705 Diamond Head Rdを過ぎた最初のドライブウェイを探しましょう。
ダイヤモンドヘッドエステイツはドライブウェイを下りていった一番下のビーチ沿いです。
両物件ともに南向き、一軒はビーチ沿いに、もう一軒はそのすぐ上にあります。2軒のうち古いほうの海側の物件には、ダイヤモンドヘッドビーチに大きく張り出した石造りの古い防波堤があります。両物件から見る白砂ビーチとオーシャンビューは格別です。
15.) アイナマル
アイナマルはビーチフロントにあるゲーティッドコミュニティで、11棟の一軒家からなる(CPRではなく)PUD開発地区です。デザインは漆喰の外装、赤い瓦屋根、円天井などのスパニッシュバンガロース風の建物です。
入り口のゲートは(ワイキキ方面から)ダイヤモンドヘッドロード進んだパラオアプレイスの少し手前にあります。
住所は3747、3767 Diamond Head Rdです。
共有部分のドライブウェイは蛇行しながらビーチに向かって下り、途中で中央に広がる芝生を囲んで馬蹄のような形に並んだ5軒の一軒家を挟むように枝分かれします。
このプロジェクトの中ではこちらの5軒が最もビーチに近くダイヤモンドヘッドロードから離れています。ゴージャスな芝生を囲む最も理想的な立地です。
巧みな配置により、各物件からの海側の景観が最大限に生かされています。中央の芝生は全戸で平等に共有しているにも関わらずあたかも各物件の専有地であるかのように感じられます。芝生エリアの一番下に小さなゲートがあり静かで美しいビーチに出ることができます。とても魅力的な物件です。
16.) アイルズアットダイヤモンドヘッドビーチ (TMK: 1-3-1-39-1)
アイルズアットダイヤモンドヘッドはビーチフロントにあるゲーティッドコミュニティに6軒のCPR物件があります。建築家エドワードサラム設計の独立した一軒家が1986年に完成しました。ファイナルパブリックレポートはこちらをご覧ください。
このプロジェクトの入り口は、ダイヤモンドヘッドロードから入った通りの行き止まり地点とクラマヌストリートから入った行き止まり地点の二カ所で、いずれも大通りから離れた目立たない場所にあります。
218、220、222 Kaimanawai Plの3軒はカイマナワイプレイスの行き止まりにある自動ゲートから、215、217、219 Kaalawai Plの3軒は、カアラワイプレイスの行き止まりにある自動ゲートから入ります。
眺望を確保するために全6戸が海に向かってV字に開くようにレイアウトされていて、奥手にある物件からもまずまずのオーシャンビューを見ることができます。共有部分となる中央のゴージャスな芝生エリアは住民に大切にされています。豊かな緑の造園が良く手入れされた印象の屋外共有スペースを作り出しています。
プロジェクトには9台分のゲスト用駐車スペースがあります。
各物件は2階建て、瓦屋根、漆喰仕上げの外装、広い軒、といったデザインで仕上げられ、2台分の駐車場があります。間取りは288または334平方メートルの内部面積に4ベッドルーム、4.5バスルームです。内装は、2階に円天井、1階のリビングエリアには建築の観点からは面白いソフィテッドシーリングが採用されています。
これらの物件はCPRプロジェクト内に建っているので、区画は各住人が専有する限定共有部分とみなされます。区画の広さは約465から743平方メートルです。
このプロジェクトはサンドアットカアラワイ開発区の西隣に位置しています。
物件の中にはプールが付いているところもありますが、庭のゲートのすぐ向こう側にはビーチが広がっています。そうそう、海底が砂地になっている静かな遊泳ポイントがあるって言いましたっけ?ここでの生活は、バカンスそのものです。
17.) サンズアットカアラワイ–通称:クイネプレイス
1988年に建設されたビーチフロントにあるゲーティッドコミュニティです。カイマナワイプレイスを通り過ぎてすぐのクイネプレイスという看板が目印です。クイネプレイスは実際には4軒のオーナーで共有する私道です。住所は108、120、136、148 Kuine Place、アイルズアットダイヤモンドヘッドビーチプロジェクトの東隣にあります。
ここはクラマヌストリートからビーチまで共有ドライブウェイ(クイネプレイス)沿いに4軒の一軒家が細長く並ぶクラスター開発地区(CPRではなくPUD)です。
4軒は共有ドライブウェイ沿いに並んでいます。全戸同じような乱平面造りの2階建てで、リビングとキッチンには高さ12フィートの円天井、2台分のガレージがあり、螺旋階段から続く屋上サンデッキではオーシャンビューを堪能できます。
約465平方メートルという小さ目の区画ではありますが、小さなプールが付いている物件もあります。ただし、一番下側の物件108 Kuine Plは例外で1,208平方メートル以上ある広い区画がビーチ際まで広がっています。
自動ゲートと共有ドライブウェイのほかに、プロジェクトの真ん中あたりにあるモンキーポットの木下の共有ゲストパーキングがあります。
ビーチには珊瑚もありますが、庭を出てすぐのところに海底が砂地になっていて泳げる場所があります。人生って最高!
18.) ココケラニ (TMK: 1-3-1-40-4)
「ココケラニ」は「天国に近い」という意味で、ここはその名がピッタリです。サンズアットカアラワイ東側のビーチフロントにある2,821平方メートルの土地にゲート付きCPRプロジェクトが進められており、2軒の一軒家が現在建設中です。
ココケラニは、ラグジュアリーホーム建設会社として知られ、ダイヤモンドヘッド、カハラ、ブラックポイントで20軒以上の実績を持つトムニコルソングループが開発を手掛けています。地元有名建築家フィリップピップホワイトが設計したここの物件は、究極の極上アイランドスタイルの新たなスタンダードを打ち立てました。
特徴的なデザインは、屋外のエンターテイメントスペースへの行き来に境目を感じさせないよう採用された大きな収納型スライドドアです。最上級を求めるならココです。住所は4031 Kulamanu St #A 、#B、2016年夏に完成予定です。
4031 Kulamanu St #Bは、390平方メートルの内部面積に4ベッドルーム、5バスルームの間取りで、海側にはダイヤモンドヘッドビーチに直結するプールデッキがあります。この物件は完成前の2015年、一般に売りに出される前に売却されています。またとないチャンスにいち早く反応し物件を手にしたラッキーなバイヤー、おめでとうございます!
4031 Kulamanu St #Aは、595平方メートルの内部面積に素晴らしい4ベッドルーム、6バスルームの間取りで、美しいダイヤモンドヘッドビーチから1区画奥に入ったところにあります。傾斜のある広い区画で、建物からは素晴らしいオーシャンビューとすぐ下のビーチフロント区画#Bが見えます。
ホノルルの不動産の中でも新築物件をお探しの方、最高級物件をお求めの方、これ以上探す必要はありません。あなたの希望を叶える最高の中の最高物件がここにあります。ユニット#Aはほぼ完成に近く、これだけビーチに近いダイヤモンドヘッドの新築物件で現在売りに出ているのはこちらのみです。現在(2016年5月)の価格は760万ドルです。
このプロジェクトは、ダイヤモンドヘッド地区全体を見ても、最後のオーシャンフロント空き区画です。海とダイヤモンドヘッドの間は単にこれ以上開発するスペースが残っていないのです。
ダイヤモンドヘッドの不動産物件は数に限りがあり希少性が高いことから、本物件は莫大な値が付くと同時に、今後の可能性も上向きです。