ホノルル(ワイキキ)での合法バケーションレンタルガイド – 2024年版

本稿はホノルルの短期バケーションレンタルコンドミニアム(ホテルコンドまたはコンドテルとも呼ばれる)の究極のガイドです。ホノルルのホテルコンドの大半はワイキキにありますが、ワイキキのコンドミニアムのほとんどは短期レンタルを許可していません。

このガイドでは、ホノルルのホテルコンドについて知っておくべきこと(規則、規制、税金など)を明確にし、ホノルルの合法的な短期賃貸ビルの包括的なリストを掲載します。

このガイドが発行された2015年以前には、このような情報を得るための情報源はなく、多くのバイヤーや不動産業者仲間にとって貴重な情報源となっています。定期的に更新を行い、常に適切な情報を提供しています。

1) 短期賃貸が可能なコンドミニアムの購入にご興味のある方は、ホテルコンドのページをご覧ください。

2)バケーションレンタル事業許可証、税金、融資、不動産管理について知りたい方は、スクロールダウンして建物リストより後をご覧ください。

3) 短期賃貸が可能なホノルルのコンドミニアムをお探しの方は、このままお読みください。

短期賃貸とは、入居者一人につき連続30日以内の賃貸を許可する物件のことです。ホノルル市郡は、宿泊施設にホストの居ない短期賃貸用物件を2つのカテゴリーを設けています。「トランジェントバケーションユニット(Transient Vacation Unit)」と「ホテル利用ユニット」です。どちらのタイプも短期賃貸を許可しているため、以下では総称してTVUと呼ぶことにします。

TVUは、オーナーまたはホストが借主と同じ物件に居住するベッド&ブレックファストとは異なります。本ガイドでは、TVU’sのみに焦点を当て、ホストのいない短期賃貸コンドミニアムについて説明します。これらのコンドミニアムは、ホテルのように1日単位で頻繁に借りることができるため、私たちはしばしば「ホテルコンドミニアム」、略して「ホテルコンド」と呼んでいます。また、1人のテナントにつき連続30日未満の短期間の賃貸を「短期賃貸」(STR)と呼びます。

ホテルコンドは以下の方に人気です。

– 多額の賃貸収入を期待する投資家

– 賃貸収入を得たり、予約の合間に個人で楽しむために利用したりすることを目的とした別荘購入者

短期賃貸の条件

短期賃貸が許可されるためには、以下のうち1つだけを満たす必要があります:

1) ゾーニングが「リゾート複合地区」であり、建築規則で短期賃貸を制限がない。

 2) 個々のユニットがバケーションレンタル事業許可証(NUC)を持っている。現在、ホノルルにはNUCを持つ物件が753戸ある(市は1990年9月にNUCの発行を停止)。

 3) 建物はNonconforming Hotelとして法令適応外とされており、建物規定に短期賃貸の制限がない。

建物がNonconforming Hotelとして法令適応外とされるには、建設以来、継続的に24時間のホテルデスク業務を維持し、土地利用条例(LUO)のホテルの定義(現在の定義は346ページを参照)を満たしていなければなりません。LUOのホテルの定義が異なっていた数年前に建設された建物の場合、現在のホテルの定義を満たすだけでなく、過去のホテルの定義が適用されていた期間中、その定義を満たしていなければなりません。現行のホテルの定義は以下のとおりです。

「『ホテル』とは、一過性の宿泊施設を提供する宿泊施設および/または住居を含む建物、ならびにロビー、24時間サービスを提供するクラークデスクまたはカウンター、および宿泊客に関する登録および記録の保管のための施設をいう。」

旧ホテルの定義では、少なくとも50%のユニットにはフルキッチンがないことが求められていました。

旧ホテルの定義が適用されていた時代も、現在のホテルの定義も満たしており、NUC要件が免除される法令適用外のnonconforming hotelの例として、パームス・アット・ワイキキアロハ・サーフハワイアン・モナークアラモアナ・ホテル・コンドなどがあります。

2022年、ワイキキ・バニヤンワイキキ・サンセットも法令適応外のnonconforming hotelとして、NUCの要件から免除されました。両ビルは建設以来ホテルとして営業しており、今日のホテルの定義を容易に満たしています。両ビルは、少なくとも50%のユニットにフルキッチンがないことを要求する、古いホテルの定義を満たしていませんでした。

リストの整理方法

固定資産税法上、短期賃貸住宅は「トランジェント・バケーション(Transient Vacation)」または「ホテル&リゾート(Hotel&Resort)」に分類されます。これらの分類を考慮し、合法的な短期賃貸ビルを整理することに意味があると考え、リストを3つのグループに分けました:

1) トランジェント・バケーション (Transient Vacation)

このグループには以下の建物が含まれます:

A) リゾート複合用途に分類される。

例外: 下記「ホテル&リゾート」セクションに記載されているように、建物がNonconforming Hotelとして法令適用外となっている場合、その建物のユニットはホテル&リゾートに分類され、これらの建物はホテル&リゾートのセクションに記載されています。

B) 法令適用外となっているNonconforming Hotel(現行のホテルの定義を満たすが、旧ホテルの定義が存在した時代に建設され、当時の定義を満たさないホテル)。これは、ワイキキサンセットワイキキバニヤンの2件にのみ適用されます。(両建物ともに多くのNUCユニットがあります。)

このセクションのユニットは、2024年度からトランジェント・バケーション固定資産税の対象となり、オーナーは短期賃貸ビジネスを行う場合、企画許可局への登録料($1,000)と毎年の更新料($500)を支払う必要があります。登録は土地とは別なため、所有者が変わった場合は、新しい所有者が再び企画許可局に登録しなければなりません。
 

2)ホテル&リゾート (Hotel & Resort)

このグループには、Nonconforming Hotelとして法令適応外とされる建物で、元々ホテルとして建設され、現在のホテルの定義を満たしているもの、また、建物が建設された当時、旧ホテルの定義があった場合は、その定義も満たしているものが含まれます。

このセクションのユニットには、ホテル・リゾート税率が適用されます。短期賃貸業を営むのに登録は不要です。

3)トランジェント・バケーション(NUC)

このリストには、10ユニット以上のNUCを持つ建物が含まれますが、ゾーニングがリゾート混合利用ではなく、Nonconforming Hotelとして法令適応外とされていないため、それ以外の短期賃貸は許可されていません。

このセクションのユニットは、2024年度からTransient Vacation Property Taxの税率が適用され、オーナーは短期賃貸ビジネスを行う場合、毎年更新料(500ドル)を支払う必要があります。NUCは土地とともに存在し、登録の必要はありません。年間更新料のみです。

関連記事 :「税務関連情報 (固定資産税、賃貸所得税など)」もご覧ください。

合法な短期賃貸物件リスト

あなたが探していたのはこれです!ホノルル(主にワイキキ)で短期賃貸が可能な建物の全リストです。

追記 ワイキキ・コンド・ホテルのページでは、建物別に短期賃貸物件をご覧いただけます。

  1. トランジェント・バケーション
  2. ホテル&リゾート
  3. トランジェント・バケーション(NUC)

NUCがほとんどないコンドミニアム

短期賃貸が許可されているNUCが1戸から3戸しかない建物は数件のみです。それ以外は短期賃貸不可:2121アラワイ、アロハタワーズ、モンテビスタ、250オフア、キャナルハウス、フェアウェイヴィラ


NUCはないが、よく問い合わせがある物件

これらの建物にはNUCはなく、短期賃貸は許可されていません: ワイキキ・ラナイ、ワイキキ・スカイタワー、ワイキキ・パーク・ハイツ、イン・オン・ザ・パーク、ダイヤモンドヘッド・ビーチホテル、ハワイアンキング。


固定資産税の区分

固定資産税法上、短期賃貸が可能な各戸は「ホテル&リゾート」または「トランジェント・バケーション」のいずれかに分類されます(「トランジェント・バケーション」は、2024年7月1日から始まる20204年度の新分類):

1) ホテル&リゾート (Hotel & Resort): 現行のホテルの定義を満たし、かつ建物建設時に旧ホテル定義が存在した場合はその定義も満たす、法令適応外のnonconforming hotelの物件。

2) トランジェント・バケーション (Transient Vacation): 以下の3つのカテゴリーのうち、いずれか1つに該当する物件:

  • a) 新ホテルの定義に合致しているが、旧ホテルの定義があった時代に建設され、建物が旧ホテルの定義に合致していない、法令適応外のnonconforming hotelの物件(ワイキキ・サンセットワイキキ・バニヤンのみ)。
  • b) NUCユニット。
  • c) リゾート混合利用にゾーニングされている建物のユニット。例外:上記1)のように、建物が法令適応外とされる場合、その建物のユニットはホテル&リゾートに分類されます。

    関連記事:Property Class / Property Taxご覧ください。

所有者が短期賃貸業を営んでおらず、不動産がホテル&リゾートまたはトランジェント・バケーションに分類されている場合、所有者は不動産を住宅用にする請願書を提出することができ、これが認められれば、不動産が住宅税クラスに再分類され、固定資産税の負担が軽減される可能性があります。住宅用に分類された場合、短期賃貸は認められません。

住宅用の区分は解除するこがきますが、その場合、追徴課税と罰金が発生します。疑わしい場合は、ホノルルの不動産査定課(808-768-3799)に確認してください。

法令適応外とされたnonconforming hotelやリゾート複合利用地区内のユニットは、短期賃貸が許可されていると思い込む前に、必ず確認してください:

– 個々のユニットが住宅用として使用されていないこと。

– 建築規則が短期賃貸を制限していないこと。


税金

固定資産税

ホテル&リゾートに分類されるユニットには、評価額の1.39%が課税されます。トランジェント・バケーションは、2024年度(2024年7月1日)から始まる新しいカテゴリーで、税率は未定です(6月中旬までには判明する予定)。評価額80万ドルまでは税率X、80万ドル以上は税率Yの2段階制になることは分かっています。

関連記事: 「税務関連情報 (固定資産税、賃貸所得税など)」をご覧ください。

賃貸収入の税金

すべての短期賃貸収入には以下の税金が課されます:

1.         GET – 一般消費税 – 4.5%(すべての賃貸収入に適用されます。)

2.         TAT – 短期宿泊税 – GETに加え10.25%(180日未満の賃貸期間のすべての賃貸収入に適用されます。)

3.          OTAT – オアフ島一時滞在者宿泊税 – GETとTATに加え3%(賃貸期間が180日未満の賃貸収入に適用されます。)

賃貸収入の申告が遅れたり、過少申告をした場合、厳しい罰金が課されることがあります。期限内に支払うようにしましょう。

NUC-バケーションレンタル事業許可証

NUCとは、非リゾート複合利用地区で、nonconforming hotelとして法令適応外とされていない建物で、ユニット所有者が短期賃貸ビジネスを営むことを許可する証明書です。1990年9月まではDPP(計画・許可局)がNUCを発行していましたが、それ以来、新しいNUCは発行されていません。

既存のNUCは物件とともに残り、DPPの条例コンプライアンス支店で毎年500ドルの手数料を払って更新する必要があります。NUCの有効期限が切れると、期限内に更新されない限り、そのNUCは永久に失効することになります。

この記事を書いている現在、NUCは793件あり、そのうち759件はTVU用に発行されたものです。そのほとんどは、ワイキキのコンドミニアムビル12棟に点在しています。ワイキキ以外の場所にあるのは数件のみです。

34のNUCは、ホストがいるベッド&ブレックファースト(B&B)に対して発行されています。これらは全てワイキキ以外の場所であり、主にオアフ島のノースショア、ウィンドワード側、そして数件がリーワード海岸沿いにあります。

ワイキキの合法ホテルコンド一覧

下記にワイキキ内で短期バケーションレンタルが許可されている全てのコンドミニアムを掲載しています。

このデータは信用できるのもですが、内容を保証するものではありません。ご自身の責任において活用してください。土地利用規制及び建物の内規は変更になる場合があります。弊社が見落としている相違点などありましたら、ご連絡ください。真摯に受け止め訂正させていただきます。読者の皆様のご配慮により、本ガイドが常に最新の情報を提供し、多くのバイヤーの力になることが可能になります。皆様の読者の皆様のご意見に感謝します。

5つのカテゴリーに分かれておりアルファベット順にご案内しています。

A) ホテル運営下の「リゾート混合地区」区画 (バケーションレンタル合法)

B) ホテル運営以外の「リゾート混合地区」区画 (バケーションレンタル合法)

C) ホテル運営下の「アパートメント地区」にあり、法令適応対象外ホテルとされ、NUCが免除されている区画 (バケーションレンタル合法)

D) ホテル運営下の「アパートメント地区」にあり、法案41によりどの物件も短期賃貸が特別に可能になった区画

E) ホテル運営以外の「アパートメント地区」にある区画(若干数のNUC保有ユニットと非合法短期賃貸が混在する区画)(NUC保持者はバケーションレンタル合法、NUC非保持者はバケーションレンタル違法)

A)ホテル運営下の「リゾート混合地区」区画 (バケーションレンタル合法)

バンブー

間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:19~42平米 フルキッチン:1ベッドルームのうち8戸のみに有
運営ホテル:アクア・バンブー・ワイキキ・ホテル(電話:808-922-7777)
土地の権利:単純不動産権
コメント:フルキッチン付1ベッドルームは8戸のみ。フルキッチン無の1ベッドルームが5戸。

イリカイ・アパートメンツ
間取り:スタジオタイプ~2ベッドルーム 面積:46~92平米 フルキッチン:1ベッドルームのみ有
運営ホテル:アクア・イリカイ・ホテル&ラグジュアリー・スイーツ(電話:808-954-7417)
土地の権利:単純不動産権
コメント:46平米のユニットはもともと1ベッドルームでほとんどのユニットで障子を取り払いよりワイドな景色を堪能できるスタジオタイプに改装。http://www.waikikibeachrentals.comでも同物件掲載中。

ルアナ・ワイキキ
間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:28~63平米フルキッチン:1ベッドルームのみ有
運営ホテル:ルアナ・ワイキキ・ホテル(電話:808-955-6000)
保有権:単純不動産権
コメント:スタジオタイプは2種類。コンロと電子レンジ付の簡易キッチンスタジオタイプとコンロなし電子レンジなしのホテルタイプ。

パシフィック・モナーク
間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:33~42平米、フルキッチン:1ベッドルームのみ有
運営ホテル:スプリングボード・ホスピタリティー(電話:808-923-9805)
土地の権利:単純不動産権、一部(2044年期限の)借地不動産権物件有
コメント:素晴らしオーシャンビューが望める屋上プール付。

リージェンシー・オン・ビーチウォーク
間取り:1ベッドルーム~2ベッドルーム 面積:46~65平米 フルキッチン:有
運営ホテル:リージェンシー・オン・ビーチウォーク・バイ・アウトリガー(電話:808-922-3871)
土地の権利:単純不動産権
コメント:トランプ・タワーからもすぐの好立地。

リッツ・カールトン・ワイキキ
間取り:スタジオタイプ~3ベッドルーム 面積:46~278平米 フルキッチン:有
土地の権利:単純不動産権
注記:Tower 1は2016年春完成、Tower 2は2017年春完成予定。リッツ・カールトン・ホテル運営、第三者不動産代理店による運営可能な物件がわずかに有。
オーナー様特典として、滞在中(フルタイム滞在でも)駐車場無料。

トランプ・タワー・ワイキキ
間取り:スタジオタイプ~3ベッドルーム 面積:33~278平米 フルキッチン:有
運営ホテル:トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ・ビーチ・ウォーク(電話:808-683-7777)
土地の権利:単純不動産権
注記:トランプ社以外の第三者不動産代理店による運営可能な物件がわずかに有。オーナー様特典として、滞在中(フルタイム滞在でも)駐車場無料。

ワイキキ・ビーチ・タワー
間取り:2ベッドルーム 面積:93~102平米 フルキッチン:有
運営ホテル:アストン・ワイキキ・ビーチ・タワー(電話:808-926-6400)
土地の権利:単純不動産権及び借地不動産権(期限:2039年)混在
注記:アストン社が管理する賃貸プログラムでは年間14日の無料清掃サービス付。上層階(特に02号室、03号室)からは美しい海とダイヤモンドヘッドを一望できます。

ワイキキ・グランド・ホテル
間取り:スタジオタイプ 面積:18~43平米 フルキッチン:一部ユニットに有
ホテル運営:キャッスル・リゾーツ・アット・ザ・ワイキキ・グランド・ホテル(電話:808-923-1814)
土地の権利:単純不動産権、一部借地不動産権(期限:2043年)物件有
コメント:ごく一部のユニットに1ベッドルーム及び駐車場有付。

ワイキキ・ショア
間取り:スタジオタイプ~2ベッドルーム 面積:33~93平米 フルキッチン:有
運営ホテル:キャッスル(電話:808-952-4500)、パーク(電話:808-954-7426)、アウトリガー(電話:808-922-3871)
土地の権利:単純不動産権
コメント:ペット可(但し、要確認)。ワイキキで唯一の海辺(ホワイト・サンディー・ビーチ)に建つコンドミニアムです。建物内に運営ホテルが3社参入。


B)ホテル運営以外の「リゾート混合地区」区画 (バケーションレンタル合法)

2465 クヒオアットワイキキ

間取り:2ベッドルーム 面積:81~92平米 フルキッチン:有
土地の権利:単純不動産権
コメント(2019年8月更新):リストに追加。管理組合が短期貸しに対する規制をコンドミニアムドキュメントから排除。

カバナ・アット・ワイキキ
間取り:1ベッドルーム 面積:34平米 フルキッチン:有
土地の権利:単純不動産権
コメント:ペット可(但し、要確認)。3戸のみ駐車場付。フルキッチンでないスタジオタイプが1階に1戸有。

イリカイ・マリーナ
間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:39~60平米 フルキッチン:有
土地の権利:単純不動産権
コメント:大通りを渡らずにビーチに出られる超好立地。ワイキキには3件しかない好立地コンドミニアムのうちの1件です!

インペリアル・ハワイ・リゾート
間取り:スタジオタイプ~3ベッドルーム 面積:30~306平米 フルキッチン:有
土地の権利:借地不動産権(期限:2052年).
コメント:バケーションレンタルは8戸のみ。建物内のその他ユニットはインペリアルが運営するタイムシェア物件。

カラカウアン間取り:1ベッドルーム 面積:約39.9平米 フルキッチン:有
土地の権利:単純不動産といくつかの借地不動産権(期限:2035年)
コメント:約30%のユニットは1台分の駐車場付きです。

クヒオ・ビレッジ
間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:18~46平米 フルキッチン:無
土地の権利:単純不動産権及び借地不動産権(期限:2033年)混在
コメント:ペット可(但し、要確認)。2棟有-クヒオ・ビレッジ1(住所:2463 Kuhio Ave)は単純不動産権、クヒオ・ビレッジ2(住所:2450 Prince Edward St)は借地不動産権。

マリーン・サーフ・ワイキキ
間取り:スタジオタイプ 面積:36平米 フルキッチン:有
土地の権利:単純不動産権
コメント:全戸駐車場1台分付。

ニイハウアパートメント間取り:1~3ベッドルーム 面積:42~112平米 フルキッチン:有
土地の権利:所有権
コメント:殆どのユニットに駐車場がついていません。

ロイヤル・アロハ間取り:1~2ベッドルーム 面積:46.5~62.2平米 フルキッチン:有
土地の権利:借地不動産権(期限:2041年)
コメント:約30%のユニットに駐車場1台分付。コミュニティーランドリーが各フロアーにあり。

シーショア
間取り:スタジオタイプ 面積:36平米 フルキッチン:ほとんどのユニットに有
土地の権利:単純不動産権、一部借地不動産(期限:2034年)物件有。

トレードウィンズ・プラザ
間取り:スタジオタイプ 面積:36平米 フルキッチン:有
土地の権利:単純不動産権、一部借地不動産権(期限:2032年)物件有。
コメント:多くの物件に駐車場1台分付。


C)ホテル運営下の「アパートメント地区」にあり、法令適応対象外ホテルとされ、NUCが免除されている区画 (バケーションレンタル合法)

アロハ・サーフ・ホテル
間取り:スタジオタイプ 面積:16~36平米 フルキッチン:無
運営ホテル:アクア・アロハ・サーフ・ワイキキ・ホテル(電話:808-954-7410)
土地の権利:単純不動産権
コメント:美しいロビーが特徴です。

ハワイアン・モナーク
間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:18~53平米  フルキッチン:1ベッドルームのみ有
土地の権利:単純不動産権及び借地不動産権(期限:2054年)物件混在
コメント:ハワイアン・モナーク・ホテルには客室が50室あり、これらすべてはホテル2階に事務所を構えるロバーツ・ハワイが所有しています。同社は個人所有ユニットの管理運営は行っていません。個人オーナーに対しホテル運営サービスを提供しないという独自規定があるにも関わらず、建物は現在も要NUC対象外であるため、オーナー様は短期バケーションレンタル事業経営を行うことができます。

アイランド・コロニー
間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:26~53平米 フルキッチン:一部のスタジオタイプに有、1ベッドルーム全戸に有
運営ホテル:アクア・スカイライン・アット・アイランド・コロニー(電話:808-954-7411)
土地の権利:単純不動産権、一部借地不動産権(期限:2044年)物件有
コメント:アイランドコロニーパートナーズ(Island Colony Partners)社からライセンスを購入し、もし固定資産税の区分が「ホテル&リゾート」になっていない場合は、区分変更の対応をした場合、短期賃貸が可能。
スタジオタイプの間取りは2種類。1)フルキッチン付のタイプ2)フルキッチン無のタイプ

パームズ・アット・ワイキキ
間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:20~70平米 フルキッチン:1ベッドルームのみ有
運営ホテル:アクア・パームズ・ワイキキ(電話:808-954-7424)
土地の権利:単純不動産権
注記:一部ユニットに駐車場付。建物管理文書によりオーナー様のHomeowner Exemption(主居住者用の税額控除)申請が認められていません。つまり、たとえオーナー様ご自身がフルタイムでユニットお住まいの場合でも分類は「ホテル及びリゾート」となります。(高税率適用となります。)

ロイヤル・ガーデン・アット・ワイキキ
間取り:スタジオタイプ~3ベッドルーム 面積:29~165平米 フルキッチン:1~3ベッドルームのみ有
運営ホテル:ウィンダム・バケーション・リゾーツ・ロイヤル・ガーデン・アット・ワイキキ(電話:808-943-0202)※タイムシェア―の物件のみ管理
土地の権利:単純不動産権
コメント:ほとんどのユニットがスタジオタイプ、1~3ベッドルームのユニット数はわずかです。約140のユニットがウィンダム・バケーション・リゾーツ・ロイヤル・ガーデン・アット・ワイキキの所有で、約68のユニットは個人所有です。


D)ホテル運営下の「アパートメント地区」にあり、Bill 41によりどの物件も短期賃貸が特別に可能になった区画

ワイキキ・バニヤン
間取り:1ベッドルーム 面積:49~56平米 フルキッチン:有
運営ホテル:アストン・アット・ワイキキ・バニヤン(電話:808-922-0555)
土地の権利:単純不動産権、一部借地不動産権(期限:2035年)物件有
コメント:ほぼ全ユニットに駐車場1台分付。建物は2棟ありアメニティ施設は2棟共同利用です。
2022/4/26更新: 法案41によりNUCがない物件でも、短期貸しができるようになりました。NUCがある物件は初期費用と年間費用がかかりませんが、NUCがない物件はかかります。

ワイキキ・サンセット
間取り:1~2ベッドルーム 面積:49~55平米 フルキッチン:有
運営ホテル:アストン・ワイキキ・サンセット(電話:808-922-05110)
土地の権利:単純不動産権及び借地不動産権(期限:2036年)混在
コメント:ほぼ全ユニットに駐車場1台分付

2022/4/26更新: 法案41によりNUCがない物件でも、短期貸しができるようになりました。NUCがある物件は初期費用と年間費用がかかりませんが、NUCがない物件はかかります。


E) ホテル運営以外の「アパートメント地区」にある区画(若干数のNUC保有ユニットと非合法短期賃貸が混在する区画)(NUC保持者はバケーションレンタル合法、NUC非保持者はバケーションレンタル違法)

注記:このカテゴリーにはa)NUCを保有のオーナー様の物件が少なくとも5件はある建物、とb)短期バケーションレンタル事業経営が許可されていなにも関わらず事業が行われている物件が存在する建物が混在しています。建物内にNUC物件ある場合はその旨を太字で記載しています。

444ナフア
間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:39.9~66.9平米 フルキッチン:有
土地の権利:単純不動産権、一部借地不動産権(期限:2051年)物件有
コメント:全ユニットに駐車場1台分付。一部ユニットは2台分付です!40件弱のユニットオーナーがNUC保有。

フォー・パドル
間取り:スタジオタイプ~1ベッドルーム 面積:42.7~58.5平米 フルキッチン:有
土地の権利:単純不動産権
コメント:全ユニットに少なくとも駐車場1台分付。20件弱のユニットオーナーがNUC保有。

ロイヤル・クヒオ
間取り:1~3ベッドルーム 面積:37.2~223平米 フルキッチン:有
土地の権利:借地不動産権(期限:2041年)、一部単純不動産権
コメント:全ユニットに少なくとも駐車場1台分付。一部ユニットはタイムシェアとして利用され、建物内にはタイムシェアの運営会社が3社参入しています。70件弱のユニットオーナーがNUC保有。

ワイキキ・マリーナ
間取り:スタジオタイプ 面積:33.4~36.2平米 フルキッチン:有
運営ホテル:ザ・エクウス(電話:808-949-0061)
土地の権利:単純不動産権、一部借地不動産権(期限:2048年)物件有
コメント:ほぼ全ユニットに駐車場1台分付。60件弱のユニットオーナーがNUC保有。この建物内の物件は、近隣の建物に入居するホテル運営会社が管理しています。だたしオーナー様がNUC保有の短期バケーションレンタルに限ります。


NUCがある物件が殆どないコンドミニアム:

以下は、NCUを保有している物件が殆どないコンドミニアムです。NUCがない場合は、短期貸しできません。

2121アラワイ – NUCがあるのは、#2406のみ

アロハタワー – NUCがあるのは、#601のみ

モンテビスタ– NUCがあるのは、#1005, #1704 & #1705 のみ

250 オフア – NUCがあるのは、#12Aのみ

カナルハウス – NUCがあるのは、#2405のみ

フェアウェイビラ – NUCがあるのは、#1516 と #250のみ

その他短期貸し可能かどうかよく聞かれるコンドミニアム:

ワイキキラナイス – NUCがある物件なし = 短期賃貸不可

ワイキキスカイタワー – NUCがある物件なし = 短期賃貸不可

ワイキキパークハイツ – NUCがある物件なし = 短期賃貸不可

インオンザパーク – NUCがある物件なし = 短期賃貸不可

ダイヤモンドヘッドビーチホテル – NUCがある物件なし = 短期賃貸不可

ハワイアンキング –  NUCがある物件なし = 短期賃貸不可


その他の地区

ワイキキを除きホノルル市内に短期バケーションレンタルが可能なコンドミニアムが2件だけあります。

アラモアナ・ホテル・コンド
間取り:スタジオタイプ~2ベッドルーム 面積:250~1,900平方フィート フルキッチン:1ベッドルーム及び2ベッドルームのみ有
運営ホテル:アラモアナ・ホテルの名のもとで実際はマントラが管理運営を行っています。(電話:808-955-4811)
保有権:単純不動産権
都市計画区分:「多目的事業地区」に指定されており、全ユニットが「ホテル及リゾート」に分類されています。
コメント:建物自体は素晴らし状態です。オーナー様のフルタイム滞在はできません。管理費が高額です。

エグゼクティブ・センター
間取り:スタジオタイプ~2ベッドルーム 面積:370~1,200平方フィート フルキッチン:ほとんどのユニットに有
運営ホテル:アストン・アット・ザ・エグゼクティブ・センター・ホテル・ハワイ(電話:808-539-3000)
保有権:主に借地不動産権(期限:2053年)、一部単純不動産権。すべてのユニットにおいて単純不動産へ転換可能です。
都市計画区分:「BMX-4」と呼ばれる多目的事業地区で商業、住宅、短期レンタルバケーション物件が混在しています。
コメント:主に1ベッドルームタイプで、屋上には素晴らしいデッキがあります。ユニットの一部はタウンハウス様式です。ホノルルダウンタウンのビジネス地区に立地しています。